「続いての作品はこちらです」
作品番号 7 |
走れエロス |
エロスは激昂した。必ず、かの酒池肉林の王を除かなければならぬと決意した。 エロスには性がわからぬ。エロスは、村の牧人である。尺八を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども萌えに対しては、人一倍に敏感であった。 きょう未明エロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の○○クスの市にやって来た。 エロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。うらやましい。 |
「有名作品のパロディに挑戦したのは
こちらの方!」
エルミート
「いつも心におにくを抱いている
エルミートさんです。
走った先はどうなるか!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
エルミート
「ダントツ15ポイント獲得
第一位でした。」
「ぜひとも小説を書くことをお勧めしますw
それではつぎいってみよう!」
作品番号 8 |
精神科医 盛乱丸とドロボーねこ みさき |
私の名は盛乱丸。精神科医を生業としている。この仕事柄様々な悩みを聞く事は多く、時には想像を絶する秘密をもった方までいらしてあまり外に出ない私でも世の中が広いということを実感できてしまう。 今日も診療時間を終え帰ろうとした時ひとりの女の子が飛び込んできた。疲れていたので明日来なさいと言おうとしたがその娘があまりにも私好みの顔立ちだったのでついつい診ることにした。今思えばこれが全ての過ちだった。 |
「精神科医は私の専門。
そんな難しいジャンルに挑戦したのは
このかた!」
かませいぬ大王
「かわいいワンちゃんをつれての
参戦です。
ワンちゃんまで泥まみれにならねば
いいのですが(^^;
ではいきましょう!
せーの」
バッシャーーーーン
「あーあ、やっちゃった(^^;
泥んこ第一号です」
「このまま他に泥まみれの人がでなければ
かませさんの敗退が決定です。
では次からの人!緊張するねぇ」
作品番号 9 |
現代って、いろいろたいへんなことが多いよね。byみつお |
「ふふ…苦節10年…やっとできたにょへよ…」 いかにも博士的な男性は、椅子に座りこんだ。 「これで、私にも光が!にょへへへ!名付けて『イメージ具現機!』これは、使用者の想像を具現化して、生み出す装置にょへ!これで…ぐへへへへ。」 博士。ヨダレが出てます。拭け。 「助手のくせに五月蠅いにょへ!今からこの装置使うから制御するにょへ!」 はいはいにょっへ博士。 ぽちっと スイッチを押すと、博士は静かに眼を閉じた。 |
「いろいろたいへんだっていいじゃないか
SAKUGEだもん
な方はこちら!」
右京
「先ほどはじめての泥がでました。
続くか、それとも逃げるか!
まいりましょう!
せーの」
バッシャーーーーン
「つづけてでちゃいました(^^;」
「泥人形が2体です。
さぁ!誠に不本意ながら
ますたあさんの出番が来ちゃいましたw
もっとますたあさんの
仕事を増やすか!
次はこの方です!」
作品番号 10 |
花見酒 |
会社の入口で、聞き慣れた美しい声が俺の背中から聞こえた。 「おっはよ、高橋君」 そう言って、真理恵はポンと俺の肩を軽く叩いた。 「ああ、おはよ」 社会人になってから、あっという間に1年が過ぎた。 真理恵のしぐさを目で追い続けて、もう1年が経ったのか。 今でも、俺は昨日のことのように思い出す。真理恵の虜になってしまったあの日のことを… |
「桜の季節は終わりましたが、
これを書いてくれてたときは
ちょうど満開だったでしょう」
寿
「あなたほど、おめでたい名前はないですね。
さぁ!桜咲くか
泥の華が咲くか!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
寿
「ダントツ4ポイント獲得
無事に通過できました」
「フレッシュな面子も残ってますね。
さぁあと二人です!」
作品番号 11 |
春の戯れ |
この春大学2年になる俺はいつものように講義を済ませ自宅へ帰った。 するとそこには見慣れた顔があった。近くの短大に通う幼馴染のチカだ。 しかしどうしてこいつがエプロン1枚で俺の家にいる事が想像出来ようか? 俺が戸惑っているうちに、チカは 「お帰りなさい。お風呂にする?ご飯にする?それとも… うふふ」 あのーチカさん?何故あなたがここにいるのかお答えいただきたい。 「私はあなたと、ラブラブ、したくて来ちゃった。」 |
「春の作品が続きますね。
つぎはこちらの方です!」
優
「優さんにアメリカ本土への
春は訪れるのか!
どーーーんといってみよう!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
優
「4ポイント獲得、無事に通過でした」
「それでは最後の作品行ってみましょう!
〆の作品はこちらです」
作品番号 12 |
雨水、霞始靆(かすみ はじめて たなびく) |
僕は、横で寝ている女の子を一瞥する。彼女の名はかすみ。ここはベットの上。つまり、かすみとは深い仲なのだ。手前味噌だが、彼女はとてもかわいく、街で彼女を見た誰しもが振り向く。では何故、もともとあまり冴えなかった僕がこんな美女とつきあえるようになったかを、これから話そうと思う。 |
「漢文ちっく、ちょっと難しめなのは
こちらの方の作品です」
1426
「せんよんひゃくにじゅうろくさんでしょうか?
それとも何か別の読み方があるのでしょうか
そんなくだらないことはどうでもいいですねw
さぁ!泥かアメリカか!!!
せーの」
バッシャーーーーン
「3人目の泥が出ました。」
「それでは大変お待たせいたしました。
ますたあさんに残り3人のうち
上位2人の作品を選んでいただきます。」
「うーん・・・」
「審査が難航しているようですね。
どのような基準でみてますか?」
「正直、甲乙つけがたい
作品が並んだように思います。
上位を決めるのはかなり迷いましたが、
文章を見た感じ読みやすそうなものを
高めにつけました。」
「なるほどなるほど。
それじゃあ、もう一回お三方には泥に飛び込んで
いただきましょうか」
「今度泥まみれになるのはたった
1人です。
つまり、泥まみれになった時点で
他の皆さんは勝ち抜けとなります。
でははじめましょう!」