「サドンデス、最初の作品はこちら!」

作品番号 8
精神科医 盛乱丸とドロボーねこ みさき
 私の名は盛乱丸。精神科医を生業としている。この仕事柄様々な悩みを聞く事は多く、時には想像を絶する秘密をもった方までいらしてあまり外に出ない私でも世の中が広いということを実感できてしまう。
 今日も診療時間を終え帰ろうとした時ひとりの女の子が飛び込んできた。疲れていたので明日来なさいと言おうとしたがその娘があまりにも私好みの顔立ちだったのでついつい診ることにした。今思えばこれが全ての過ちだった。


かませいぬ大王

「かませいぬ大王さんの作品です。

これがますたあさんのお目にかなったかどうか?
ではいきましょう!

せーの」




















ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/


かませいぬ大王


「ぶじにマットの上です!
おめでとうございます」
「まずは一人決定。
残るお二人のうちのどちらかです」

作品番号 9
現代って、いろいろたいへんなことが多いよね。byみつお
「ふふ…苦節10年…やっとできたにょへよ…」
いかにも博士的な男性は、椅子に座りこんだ。
「これで、私にも光が!にょへへへ!名付けて『イメージ具現機!』これは、使用者の想像を具現化して、生み出す装置にょへ!これで…ぐへへへへ。」
博士。ヨダレが出てます。拭け。
「助手のくせに五月蠅いにょへ!今からこの装置使うから制御するにょへ!」
はいはいにょっへ博士。
ぽちっと
スイッチを押すと、博士は静かに眼を閉じた。


右京

「ここで右京さんが泥まみれなら
その時点で1426さんの勝ち抜け。

ただし、右京さんが泥じゃなければ
1426さんの敗退が決定。

無理やり泥に飛び込んでいただきますw



これが運命の分かれ道!


まいりましょう!






せーの」



















バッシャーーーーン
「この瞬間1426さんの勝ち抜け決定!」




1426



「こちらが皆さんの総評です」

 

 

作品番号 1
放課後ミルクティー
 何か匂いがする。鼻の奥を突くツンとした化学的な匂い。だが、それだけではない。
 ……この匂いは? そうだ、牛乳……いや、ミルクの匂いというのが正しいのかな。
「良かった、気がついたのね」
 いつの間にか僕の視界が開けていた。
 ベッドの上の僕。目の前に見える白衣姿の女性。その白衣は、僕の視線の先で二つの大きなカーブを描いていた。
1位感想・・・小説の基本的な作法が守られており、読んでいて好感を覚えました。読み手が「楽に読める」ことがまず第一だと思いますし。また、個人的に白衣の女性も好きなので(笑)

1位感想・・・冒頭文で映像が一番よく浮かんだのがこの作品でした。アニメや実写で映像化できそうな感じがよかったですね。世界観もしっかりしているし、巨乳の保健の先生(かな?)との絡みのシーンが今後出てくるであろうこともしっかり想像できてよかったです。

2位感想・・・ミルクのにおいのする「二つの大きなカーブ」w 見てみたいですね〜(゜▽、゜)

2位感想・・・THE官能小説という感じで、1番お題に相応しい書き出しかと思います。2や8と悩んだのですが、敢えて直球勝負なところを評価しました

 

作品番号 2
色即是空
ぱんっ

乾いた音とともに弾ける、青のバルーン。
その瞬間、空と海が灰色に変わる。


ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ・・・・・・

赤、黄、緑・・・。
乾いた音が響く度に失われる色。
モノクローム化する世界。


最後に残ったのは純白のバルーン。
何もできぬまま見守る自分。そして・・・・・・

ぱんっ


その瞬間、世界は暗転する。
1位感想・・・すごいなぁって素直に思いましたね^^;食いつかせる文才がある気がします

2位感想・・・印象的な冒頭ですね。続きがとても気になります。

2位感想・・・続きが読みたいとはすごく思ったんですが、何だか普通の小説っぽい感じもしたので2番目にしました。

1位感想・・・それぞれのバルーンがどういう意味を持ってるのか知りたいですね。

1位感想・・・世界に存在する色を、バルーン(風船)で表し、それが割れるとその色が失われる。
とてもユニークな設定で、目に留まりました☆
そして、最後の純白のバルーンが割れ、世界が暗転したらその後どうなるんでしょうねぇ。気にナリマス。
とにかく、一番続きを読みたい作品です(笑)。

2位感想・・・展開が全く読めませんでした。これは面白そうです。

2位感想・・・ミステリアスです。あの文章は何を暗示しているのか・・・

 

作品番号 3
ボンノー
煩悩ってあるじゃない?
好きな子が出来たり、テレビの向こうのアイドルを見たり、はたまたパソコンのゲームやったり。
そんな時にポッと思いつく想像。というか妄想なのか、多分。

そんな想像が、まさかあんな事件になるだなんて。その時はまだ思っても見なかった・・・。
1位感想・・・くだけた感じでテンポがよく、続きが気になります。元が煩悩だけにどんなことが起こるか想像できませんし、1番先を読んでみたいと思いました。タイトルをカタカナにしたのもGOOD!

 

作品番号 4
情愛の詩
遙かな世界が、どこまでも続いていた。
居心地の良さが空気のように感じられる世界。
衣里は澄み切った空と地平線から閑かに昇ってくる朝陽に目を向けた。
ルビーを想わせる程の鮮血の紅。
ふと横を仰ぎ見る。そこには衣里が愛する人がいた。
健一も衣里同様に地平線の彼方に目を向けている。
衣里は健一の左手をそっと握りしめた。
健一の温かさが指先から全身へと入ってくる。
「どうした?」健一が優しく微笑みかけてきた。
2位感想・・・官能小説、というよりもどちらかというとラブロマンスに近い雰囲気が出ていますけれど、まぁそれはそれとして。表現がなかなか美しかったと思います。

2位感想・・・大人の小説ですね。鈴木雅之や安全地帯あたりをBGMに読みたいです。

1位感想・・・表現が上手いですね。これが一番その手の小説としては自然な感じがします。

 

作品番号 5
はいてない。
その女性はパンツをはいてなかった。

交差点の角から飛び出し、ぶつかって転んでしまったその女性。
僕が「大丈夫ですか?」と女性の方を向いた時、偶然見えたスカートの中。

…何もはいてなかった。

だが驚いたのはパンツではなく、スカートの中から見える皮膚。
肌色ではなく、金色だったのだ。

・・・女性はスカートを気にする様子も無く、僕に質問した。
「ある人を探してます。知りませんか?」
2位感想・・・続きが読みたいって感じですw

2位感想・・・(空白)

2位感想・・・こちらはストレートに続きが読みたいですね(w

2位感想・・・ものすごく匂ってくるSFXの世界を読んでみたいですね。

 

作品番号 6
友達のままで
いつもと同じように、カノジョが隣にいた。
いつもと同じように、たわいもない話をしていた。
友達のままで。

人通りの多い、夕方4時の街の公園。
「友達の関係、壊そっか?」
止まった会話の後に、カノジョがささやく。
ためらいながらも、「うん。」と答えた僕。

カノジョは一瞬微笑んで、僕のメガネを外した。
唇が、奪われた。

「キモチイイこと、しよっか?」
当然のように、カノジョは繰り返した。
僕は、ただうなずくだけだった。
2位感想・・・官能小説なので文章が、この後Hな方向に進んでも一番違和感が無いと思ったものを選びました。

2位感想・・・2位の作品はいくつかの候補で迷いましたが、6番さんの作品は、文面が友達コトバ風で、気軽に(小説を)読むことができそうかなと。
その点で、思わず続きを読んでみたいなぁと思いました。

 

作品番号 7
走れエロス
エロスは激昂した。必ず、かの酒池肉林の王を除かなければならぬと決意した。
エロスには性がわからぬ。エロスは、村の牧人である。尺八を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども萌えに対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明エロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の○○クスの市にやって来た。
エロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。うらやましい。
2位感想・・・単純にオマージュが面白かったので。それから、この後オマージュしたままどうやって展開するのかなと(どうやって官能にもっていくのかなと)いう楽しみもあります。

1位感想・・・群を抜いて1位。うまい。

1位感想・・・メロスそのまんまなのに官能っぽくなってるから(笑)

1位感想・・・バカバカしくて最高ですw

1位感想・・・唯一笑ってしまった作品だったのでw

1位感想・・・冒頭なので一番インパクトがあった物を選びました。

1位感想・・・うまいパロディだと思います。これからどのようにパロディ化するか気になります。

1位感想・・・面白過ぎます。これは是非とも最後まで読みたいです。井上ひさしを越えましたねw

 

作品番号 8
精神科医 盛乱丸とドロボーねこ みさき
 私の名は盛乱丸。精神科医を生業としている。この仕事柄様々な悩みを聞く事は多く、時には想像を絶する秘密をもった方までいらしてあまり外に出ない私でも世の中が広いということを実感できてしまう。
 今日も診療時間を終え帰ろうとした時ひとりの女の子が飛び込んできた。疲れていたので明日来なさいと言おうとしたがその娘があまりにも私好みの顔立ちだったのでついつい診ることにした。今思えばこれが全ての過ちだった。
同点決勝2位・・・文章を見た感じ読みやすそうなものを高めにつけました。

 

作品番号 9
現代って、いろいろたいへんなことが多いよね。byみつお
「ふふ…苦節10年…やっとできたにょへよ…」
いかにも博士的な男性は、椅子に座りこんだ。
「これで、私にも光が!にょへへへ!名付けて『イメージ具現機!』これは、使用者の想像を具現化して、生み出す装置にょへ!これで…ぐへへへへ。」
博士。ヨダレが出てます。拭け。
「助手のくせに五月蠅いにょへ!今からこの装置使うから制御するにょへ!」
はいはいにょっへ博士。
ぽちっと
スイッチを押すと、博士は静かに眼を閉じた。
同点決勝3位・・・会話文での欲望の出し方が私は好きじゃなかったです。

 

作品番号 10
花見酒
会社の入口で、聞き慣れた美しい声が俺の背中から聞こえた。

「おっはよ、高橋君」

そう言って、真理恵はポンと俺の肩を軽く叩いた。

「ああ、おはよ」

社会人になってから、あっという間に1年が過ぎた。

真理恵のしぐさを目で追い続けて、もう1年が経ったのか。

今でも、俺は昨日のことのように思い出す。真理恵の虜になってしまったあの日のことを…
1位感想・・・純愛小説みたいな冒頭なので

1位感想・・・その1年の出来事にどんなことがあったのかが気になるw
続きを読みたいということではこれが一番かな

 

作品番号 11
春の戯れ
この春大学2年になる俺はいつものように講義を済ませ自宅へ帰った。
するとそこには見慣れた顔があった。近くの短大に通う幼馴染のチカだ。
しかしどうしてこいつがエプロン1枚で俺の家にいる事が想像出来ようか?
俺が戸惑っているうちに、チカは
「お帰りなさい。お風呂にする?ご飯にする?それとも… うふふ」
あのーチカさん?何故あなたがここにいるのかお答えいただきたい。
「私はあなたと、ラブラブ、したくて来ちゃった。」
2位感想・・・幼なじみとの関係が気になります。

2位感想・・・ベタだけど誰もがあこがれるシチュエーション(笑)

1位感想・・・ぱっと見た感じで一番この後の展開が面白そうな気がしました。特に、主人公が妙に冷静にツッコミを入れているあたりに惹かれて。

 

作品番号 12
雨水、霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
僕は、横で寝ている女の子を一瞥する。彼女の名はかすみ。ここはベットの上。つまり、かすみとは深い仲なのだ。手前味噌だが、彼女はとてもかわいく、街で彼女を見た誰しもが振り向く。では何故、もともとあまり冴えなかった僕がこんな美女とつきあえるようになったかを、これから話そうと思う。
同点決勝1位・・・文章を見た感じ読みやすそうなものを高めにつけました。

 


「それでは勝った皆さん!
次はいよいよアメリカ本土上陸」


「次は隠れた西海岸のリゾート地

パシフィカに向かいます!」
「では元気よく発散してみよう!!!


せーの」





ばんざーーーい
\(o ̄∇ ̄o)/




1426 優 寿 
かませいぬ大王 エルミート
バーソ スカイ でぃーど。
リック きっど あるたみ





「罰ゲームは後日こうしんね」