「おいおい(^^;なんちゅうものを」
「無事に勝ち抜けることができたら
マットの上だよ。
でも、だめだったらおなじみの泥んこだからね」
「まさか、ここまできてこんなものをみる
ことになるとは(^^;
では最初の作品からいきましょう!」
作品番号 1 |
放課後ミルクティー |
何か匂いがする。鼻の奥を突くツンとした化学的な匂い。だが、それだけではない。 ……この匂いは? そうだ、牛乳……いや、ミルクの匂いというのが正しいのかな。 「良かった、気がついたのね」 いつの間にか僕の視界が開けていた。 ベッドの上の僕。目の前に見える白衣姿の女性。その白衣は、僕の視線の先で二つの大きなカーブを描いていた。 |
「色々と想像しちゃうこの文を書いた人は・・・」
あるたみ
「ミスター(゜▽、゜)のあるたみさんです。
それではとびこんでいただきましょう!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
あるたみ
「6ポイント獲得しての
余裕の通過でした。」
「続けてみましょう!
つぎはこちら!」
作品番号 2 |
色即是空 |
ぱんっ 乾いた音とともに弾ける、青のバルーン。 その瞬間、空と海が灰色に変わる。 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ・・・・・・ 赤、黄、緑・・・。 乾いた音が響く度に失われる色。 モノクローム化する世界。 最後に残ったのは純白のバルーン。 何もできぬまま見守る自分。そして・・・・・・ ぱんっ その瞬間、世界は暗転する。 |
「このかたのバルーンは無事
アメリカ本土にたどり着くのでしょうか?
実はこの方でした」
きっど
「SAKUGEでは上位の常連さんです
個人的にはそろそろ新人さんに
道を譲ってあげてもいいかと思うのは
気のせいでしょうか
それでは元気よく
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
きっど
「10ポイント獲得
第2位でした。」
「では3人目に参りましょう!」
作品番号 3 |
ボンノー |
煩悩ってあるじゃない? 好きな子が出来たり、テレビの向こうのアイドルを見たり、はたまたパソコンのゲームやったり。 そんな時にポッと思いつく想像。というか妄想なのか、多分。 そんな想像が、まさかあんな事件になるだなんて。その時はまだ思っても見なかった・・・。 |
「苦しんで苦しんで、生み出した
煩悩作品を書いてくれたのはこの方!」
リック
「若い方に官能小説をかかせるのは
鬼だったかもしれませんw
さぁ、アメリカ行きの煩悩はかなうかな!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
リック
「2ポイント獲得
あぶなかったわよ(^^;」
「まだ泥は出ないなぁ。
つぎはどなたでしょう!」
作品番号 4 |
情愛の詩 |
遙かな世界が、どこまでも続いていた。 居心地の良さが空気のように感じられる世界。 衣里は澄み切った空と地平線から閑かに昇ってくる朝陽に目を向けた。 ルビーを想わせる程の鮮血の紅。 ふと横を仰ぎ見る。そこには衣里が愛する人がいた。 健一も衣里同様に地平線の彼方に目を向けている。 衣里は健一の左手をそっと握りしめた。 健一の温かさが指先から全身へと入ってくる。 「どうした?」健一が優しく微笑みかけてきた。 |
「アメリカ本土への詩を奏でることが
できるのでしょうか?
この方の作品です」
でぃーど
「唯一の枠つぶしが出来るお方です。
くげネットコースで勝ちぬけているんだから
がんばらなくてもいいんですよw
視聴者は泥まみれになることを
祈ってますよw
とまぁ、言ってみましたが
いってみましょう!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
でぃーど
「4ポイント獲得
無事通過でした。」
「そろそろ泥の出番かな?
つぎの作品かもーーーん!」
作品番号 5 |
はいてない。 |
その女性はパンツをはいてなかった。 交差点の角から飛び出し、ぶつかって転んでしまったその女性。 僕が「大丈夫ですか?」と女性の方を向いた時、偶然見えたスカートの中。 …何もはいてなかった。 だが驚いたのはパンツではなく、スカートの中から見える皮膚。 肌色ではなく、金色だったのだ。 ・・・女性はスカートを気にする様子も無く、僕に質問した。 「ある人を探してます。知りませんか?」 |
「直球ストレートを投げてきた
のは意外なこの方でした!」
スカイ
「飛び込むときは剣は置いていきなさいね(^^;
ではいきますよ!
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
スカイ
「4ポイント獲得
余裕の通過でした。」
「そろそろ誰か泥に落ちないかなぁ(^^;
次はこの方です!」
作品番号 6 |
友達のままで |
いつもと同じように、カノジョが隣にいた。 いつもと同じように、たわいもない話をしていた。 友達のままで。 人通りの多い、夕方4時の街の公園。 「友達の関係、壊そっか?」 止まった会話の後に、カノジョがささやく。 ためらいながらも、「うん。」と答えた僕。 カノジョは一瞬微笑んで、僕のメガネを外した。 唇が、奪われた。 「キモチイイこと、しよっか?」 当然のように、カノジョは繰り返した。 僕は、ただうなずくだけだった。 |
「ちょっとせつない?こちらの作品の
作者は・・・」
バーソ
「純白をアピールしてますバーソさんです。
その和服が泥まみれになるのも
また一興でしょうw
それでは
せーの」
ドンドコドンドコドンドコドン♪
ヘイッ\(o ̄∇ ̄o)/
バーソ
「2ポイント獲得
ぎりぎり通過でした。」
「前半6人無事に通過。
さぁ!後半6人の出番だぞ!」