CATSより
『ネーミング オブ キャット』〜猫の名前〜
＜全員＞
猫に 名前をつけるのは
とても 難しいことなのです
信じれられないかもしれないけど
猫には ３つの名前がある
まずは 普通に使われる名前
あなたが 気楽につける名前
ぺティ メリィ フランク トム
平凡すぎて つまりません
もっと 素敵な名前もある
クレオパトラ メディア エリザベス シーザー
これも やっぱり平凡です
もっと 威厳のある名前を
誇り高くいられるために
顔をあげて生きていくために
こうした名前もあげておこう
マンカストラップ コリコバット
ボンバルリーナ ジェリーロラム
少し 個性が出てきたけれど
ほんとうの名前は 残されたままなのだ
最高の名前は かくされたままなのだ
人間には この名は見つけられない
人間の能力では 発見できない
猫は知っている 告白はしないが
瞑想している猫がいたら
その理由は みんな同じ
深い想いに 沈みながら
猫の心は 思う その名を
言うにいえない 唯一のその名を
はかり知れない 唯一のその名を
唯一のその名を 唯一のその名を・・・・・
＜ミストフェリーズ＞
ジェリクルキャッツでて来る
ジェリクルキャッツ集まる
ジェリクルムーン輝く
年に一度のお祭り
ジェリクルキャッツ出会うぞ
ジェリクル今夜舞踏会
＜全員＞
ジェリクルキャッツでて来る
ジェリクルキャッツ集まる
ジェリクルムーン輝く
年に一度のお祭り
ジェリクルキャッツ出会うぞ
ジェリクルキャッツ集まる
ジェリクルムーン輝く
年に一度のお祭り
＜マンカストラップ＞
年に一度のお祭り
さぁ楽しもう舞踏会
ジェリクルリーダー現われ
「厳かに ジェリクルの選択をする」
そうオールドデュトノミーは選ぶ
「夜明け前のナイフで切ってしまえそうな
静寂に向かって宣言する。再生を許され
新しいジェリクルの命を得る猫は誰か」
その者こそは迎えられる
遥かなる天上の世界へ 驚きに満ちた
その世界に昇れるのは、ただ一匹のジェリクル
それは誰か・・・・
『スキンブルシャンクス』〜鉄道猫〜
＜デュトロノミー＞
スキンブルシャンクス
＜全員＞
鉄道キャット 夜行列車のアイドル
皆様もう御存知ですか夜行列車の素敵な旅
あのスキンブルとともに思い出作る 快適な旅を
＜スキンブルシャンクス＞
車掌もポーターも駅長も 皆あちこち捜す
おい スキンブルはどこだ
奴がいないんじゃ出発できないよ
楽しい旅も悲しい旅も いい日旅立ち合言葉
列車に乗るのが僕の生き甲斐大好きなのさ
＜全員＞
青い目がきらりと光れば シグナルは青
＜スキンブルシャンクス＞
さぁ 明日に向かって 出発進行！
＜全員＞
スキンブルシャンクス ザ レイルウェイ キャット
ザ キャット オブ ザ レイウェイ トレイン
＜スキンブルシャンクス＞
寝台列車とりしきるのは この僕なのさ
運転手から車掌迄も すべて僕が見張り役
＜全員＞
車内の通路くまなく歩き お客の顔見てまわる
目と目が合えばすぐさまわかる みんなの気持ち
うるさくするのはお断りさ その目はしっかり語っている
やくざな奴もその目を見ると おとなしく愛想笑い
おかげで皆やすらかに ゴトゴト揺られて
いい夢見ながら一緒に 楽しい旅ができる
＜スキンブルシャンクス＞
個室の特別寝台 またなかなかいいもんだ
ベッドは広くてきれいなシーツ ごみも落ちていないよ
ルームライトは調節自由 ボタン一つでＯＫ
熱い夜にはさわやかな風 ああ寝心地抜群だ
「モーニングティーはうすめ？」
＜全員＞
「こいめ」
＜スキンブルシャンクス＞
車掌の後ろには
スキンブルがいつもひかえて聞いているのさ
＜全員＞
ねずみたいもゴキブリたちもすりさえいない
だってスキンブルがいるかぎり
奴らは乗り込めないのさ
全てはスキンブルシャンクスのおかげさ
夜行列車のキャット
スキンブルシャンクス 鉄道キャット
夜行列車のアイドル
スキンブルシャンクス ザ レイルウェイ キャット
ザ キャット オブ ザ レイウェイ トレイン
＜スキンブルシャンクス＞
夜行列車のたびは素敵
暗闇の向こうにほのかに霞んでみえる
やさしい街あかり
思い出を道連れにしてゴトゴト揺られて
夢見るうちに聞こえてくるよ 明日の訪れ
目が覚めたその時両手をひろげ
僕をむかえてくれるよ
＜全員＞
ひかりに満ちた素晴らしい朝
さあ終着駅だ
＜全員＞
そして
茶色のしっぽをふりふり さよならまた会おう
きっと必ず会えるよ 夜行列車のキャット
きっと必ず会えるよ 夜行列車のキャット
『メモリー』
＜シラパブ＞
デイライト 夜露を払い
花は甦る ひまわりのように
待とうよ 夜明けのかなたから
あらわれる 明日を
＜グリザベラ＞
メモリー 仰ぎ見て月を
思い出を辿り 歩いてゆけば
出会えるは 幸せの姿に
新しい命に
メモリー 月明かりの中
美しく去った過ぎし日を思う
忘れない その幸せの日々
思い出よ 還れ
街の灯は 消え去り
夜の終わりが
古き日は去り行きつつ
夜明けが近づく
デイライト 夜明けとともに
新たな命を 日はもう昇る
この夜を思い出に渡して
明日に向かうの
＜シラパブ＞
木洩れ陽は輝き
光あふれる
＜グリザベラ・シラパブ＞
花のように朝が開く
＜グリザベラ＞
思い出は去る
お願い 私にさわって
私を抱いて 光とともに
わかるわ 幸せの姿が
ほら見て 明日が
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